結婚式を選ぶ、その瞬間に立ち会う
中学生の頃、ホテルで偶然見かけた結婚式の一場面が、ブライダルを目指すきっかけでした。挙式を終えた新郎新婦とプランナーが抱き合っている姿を見て、「たぶん私はこの仕事をする」と感じたことを覚えています。そこから専門学校へ進み、ブライダルの道へ進みました。長くこの仕事を続けられている理由は、プランナーをしている自分が好きだからです。
特に新規接客では、お客様が「結婚式をする」と決断する瞬間に立ち会うことができます。結婚式の細かな内容は時間とともに薄れていくかもしれません。でも、結婚式をしたという事実は人生に残る。そのきっかけになれることに、この仕事の大きな魅力を感じています。
成約をゴールにしない接客を
新規接客で一番達成感を感じるのは、お客様から「ここでお願いします」と言っていただけた瞬間です。ただ、成約をゴールにしたいとは思っていません。大切にしているのは、自分と出会ったことで、その方にとって少しでもプラスになる時間をつくることです。もちろん、自社会場で結婚式をしていただけたら嬉しいです。でも、それ以上に、結婚式を考える時間が前向きになったり、ふたりにとって大切な選択ができたりすることを大事にしています。
支配人としては、自分だけが成果を出すのではなく、メンバーの接客を支え、チームで成約につなげられた時にも喜びを感じるようになりました。個人の成果から、チームで生み出す喜びへ。少しずつ仕事の見え方が変わってきています。
ふたりの人生に残るきっかけになる
私が好きなのは、結婚式そのものだけではなく、その人たちが結婚式をするという決断に関われることです。自分の名前がずっと記憶に残らなくても構いません。でも、ふたりの人生を振り返った時に、結婚式という大切な記憶が残っていて、そのきっかけのどこかに自分の接客があったのなら、それはすごく嬉しいことです。
今は、自分が取れたらよいという考え方から、チーム全体で成果を出すことや、メンバーが成長することにもやりがいを感じるようになりました。お客様にとっても、スタッフにとっても、結婚式に向き合う時間が前向きなものになるように。これからも、新規接客という入口の場面で、ふたりの未来を後押しできる存在でありたいです。