勝ち筋を描き、会社の未来をつくる
仕事をしていて最も心が躍るのは、「この道筋ならいける」と頭の中で戦略が組み上がっていく瞬間です。未来の成長戦略を描く中で、必要な人材や組織のあり方を考えたり、事業戦略の中で競合に勝つためのルートを見つけたりする時間に、大きな面白さを感じています。
もちろん、仮説通りにいかないことも多くあります。ただ、うまくいかなかった時も、それは失敗ではなく「このルートではなかった」と捉えます。ターゲットが違ったのか、ニーズが違ったのか、伝え方や商品価値に課題があったのかを分析し、次の勝ち筋を探す。その繰り返しが、今の自分の仕事の土台になっています。
120点を出すことから始まった
入社当初に意識していたのは、とにかく120点を出すことでした。頼まれたことに対して100点で返すのは当然で、そこに一工夫を加える。この目的ならこの資料も必要ではないか、この意図ならこう考えた方がいいのではないかと、自分なりの価値を乗せて返すことを大切にしていました。その積み重ねが、考える力や提案する力につながったと思います。
今は役割も変わり、合理的な戦略を立てるだけではなく、人をどう巻き込むかを強く意識するようになりました。正しい道筋を描くだけでは、人は動きません。一人ひとりの想いや背景を理解し、みんなが「やろう」と思える状態をつくること。それが、今の仕事で大切にしていることです。
目指すのは、誇れる街の空気をつくること
これから実現したいのは、街づくりです。ホテルを中心に人が集まり、ダイニングやブルワリーで会話が生まれ、そこから情報が行き交う。そこに惹かれた人が街に流れ込み、お店を開いたり、新しい活動を始めたりする。そんな循環が生まれる場所をつくりたいと考えています。ただ人が集まる街ではなく、「この街が好きだ」「ここに住みたい」と思える空気感をどうつくるか。そこに挑戦したいです。
そのために、戦略家としての力を磨き、開発のリアルを学び、地域の魅力を発信するメディアのような機能にも挑戦していきたい。事業や組織を超えて、感情が動く街の未来を描き、形にしていくことが、これからの自分のテーマです。